異なる規模の要因を結び、行動機会を探る地図手法
この手法で目指すこと
目的振り返り・意思決定
異なる規模の要因を結び、行動機会を探る地図手法。終了時には優先行動の候補、権限者、確認先、更新時点が残る。
進行の骨子3〜4人組範囲づける10分3〜4人組層別する20分3〜4人組図合わせする25分3〜4人組探り分ける35分3〜4人組選定する40分計130分 / 8–40人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 範囲づける課題と扱う規模を範囲づける0–10分 · 3〜4人組 · 共同記録
- 層別する根拠付き要因を規模で層別する10–30分 · 3〜4人組 · 共同記録
- 図合わせする小組の仮説図を照合する30–55分 · 3〜4人組 · 共同記録
- 探り分ける階層間の機会と障害を探り分ける55–90分 · 3〜4人組 · 共同記録
- 選定する優先行動と更新時点を選定する90–130分 · 3〜4人組 · 共同記録
1 / 5 · 課題と扱う規模を範囲づける · 累積10分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計130分。
1/5課題と扱う規模を範囲づける範囲づける・10分・3〜4人組
2/5根拠付き要因を規模で層別する層別する・20分・3〜4人組
3/5小組の仮説図を照合する図合わせする・25分・3〜4人組
4/5階層間の機会と障害を探り分ける探り分ける・35分・3〜4人組
5/5優先行動と更新時点を選定する選定する・40分・3〜4人組
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
異なる規模の要因を結び、行動機会を探る地図手法。開始時に現場・組織・制度など、課題に合う三つの範囲を具体的に決める。各範囲へ影響要因を置き、観察根拠のある項目と仮説を分ける。小組の図は不在の立場と未確認を残したまま照合し、範囲をまたぐ支えと妨げを矢印で結ぶ。一人を属性集団の代表にせず、代弁できない声は空白として確認先を置く。終了時には優先行動の候補、権限者、確認先、更新時点が残る。本記述は2026年のLiberating Structures手法ページをCC BY-SA 4.0で独自翻案する。緊急の単一現場判断が必要な場では実施しない。
手順
- 10分、共有課題と現場・組織・制度など三つの範囲を定め、上下関係として扱わない
- 20分、要因を一件一枚へ書き、観察根拠・確認元または仮説の印を付けて階層へ置く
- 25分、小組の図を並べ、不在の立場と未確認を分けたまま重なる関係だけを結ぶ
- 35分、階層をまたぐ支えと妨げを探し、影響の向きと確かめ方を矢印札へ書く
- 25分、実行権限と影響を受ける立場を確かめ、優先行動を一件だけ候補として選ぶ
- 15分、確認先、更新担当、更新時点を記し、地図を正式決定や予測として扱わない
もしもの分岐
- 要因カードに、観察根拠、確認元、仮説の印のいずれもないものが一件以上ある — 事実として結ばず仮説欄へ移し、確認先と更新担当をカードへ記す
- 不在の当事者を参加者が代表すると断定する発言、または一人へ集団全体の代弁を求める発言が一回以上ある — 代弁を止め、不在の立場と未確認事項として分け、本人の同意がある別の確認方法を記す
- 緊急の安全判断、法令解釈、専門判断、権限者の決定を地図だけで行う案が一件以上出る — 優先行動にせず要確認へ移し、正式な判断主体、専門確認先、期限を記す
人数に合わせる
8〜40人は参加人数を4人で割って切り上げた数の組へ人数差一人以内で分け、各組3〜4人で仮説図を作る。図を合わせる際も不在の立場、根拠のない仮説、機密情報は統合しない。全体には階層間の関係候補と確認先だけを戻す。41人以上は別回へ分ける。
準備するもの
- 現場・組織・制度など三つの範囲を記す地図紙(1組1枚)
- 要因・観察根拠・確認元・仮説を記すカード(1人6枚)
- 階層間の機会・障害を結ぶ矢印札(1組12枚)
- 不在の立場・要確認・更新担当を記す確認票(1組1枚)
- 太字ペン(1人1本)
出典: Liberating Structures: Five Structural Elements; Steps and Time Allocation; Attribution(CC-BY-SA-4.0翻案・変更あり) / CC-BY-SA-4.0の適用条件(CC-BY-SA-4.0)