関係が生む結果を四つの軸から読み、変える一歩を選ぶ手法
この手法で目指すこと
目的チームビルド・振り返り
関係が生む結果を四つの軸から読み、変える一歩を選ぶ手法。終了時には共有した関係の見立てと、誰がいつ何を試すかが残る。
進行の骨子全員描く10分各自測る20分4〜7人組読む20分4〜7人組解く25分全員選ぶ15分計90分 / 4–40人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 描く星を描く0–10分 · 全員 · 記録なし
- 測る四軸を測る10–30分 · 各自 · 個人記録
- 読む差を読む30–50分 · 4〜7人組 · 共同記録
- 解く組合せを解く50–75分 · 4〜7人組 · 共同記録
- 選ぶ一歩を選ぶ75–90分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 星を描く · 累積10分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計90分。
1/5星を描く描く・10分・全員
2/5四軸を測る測る・20分・各自
3/5差を読む読む・20分・4〜7人組
4/5組合せを解く解く・25分・4〜7人組
5/5一歩を選ぶ選ぶ・15分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
関係が生む結果を四つの軸から読み、変える一歩を選ぶ手法。多様さ、互いに調律する度合い、一緒に行動する度合い、共に働く理由を、各自が方位図へ点で置く。小組で点の違いを読み、組合せが生む結果を考え、注意が必要な軸を強める行動を探す。評価の正しさを争わず、違いそのものを材料にする。終了時には共有した関係の見立てと、誰がいつ何を試すかが残る。査定や人事評価、関係の問題を当事者抜きで判定する場、報復が心配な場には向かない。
手順
- 10分、多様さ、調律、共同の行動、共に働く理由の四軸を読み、扱うチームとこの場で扱わない個人評価を確かめる
- 20分、各自が多様さ、調律、共同の行動、共に働く理由の四軸へ点を置き、理由を短く書く
- 20分、四〜七人で共有方位図へ点を重ね、似ている所と離れている所を順に読み上げる
- 25分、点の組合せが今どんな結果を生むかを考え、注意したい軸を一つ選んで改善案を出す
- 15分、全体で最初に試す行動を少なくとも一つ決め、担当、期限、振り返り方を残す
もしもの分岐
- 共有方位図で誰かの点を正しいまたは誤りと評価する発言が三回出る — 進行役が評価を止め、点が示す経験の違いを一人ずつ短く聴く順へ戻す
- 四軸のうち一軸だけについて20分以上話し、他の三軸が未確認 — 卓ごとに未確認の軸を一つずつ読み、次の比較は各軸一分で行う
- 最終10分で行動案が抽象語だけで担当と期限が0件 — 選んだ軸を一段上げるための一回の会話、試行、観察へ縮め、担い手と日付を置く
人数に合わせる
4〜7人は一卓で個人図と共有図を使う。8〜40人も一卓4〜7人、人数差一人以内になるよう分ける。全体共有では卓ごとに選んだ一軸だけを報告する。二つの部署を比べる場合も、結果を競わせず、それぞれの方位図から試す行動を別に選ぶ。参加者が匿名性を必要とする場合は、個人図を回収せず口頭の範囲で共有する。
準備するもの
- 四軸の関係方位図(各自1枚・A4判)
- 共有用の四軸の関係方位図(各卓1枚・A3判)
- 点を置く丸シール(1人4枚)
- 筆記具(1人1本)
- 全体共有用フリップチャート(1面)
出典: Liberating Structures Fieldbook (2026) — Henri Lipmanowicz; Keith McCandless; Nancy White(翻案・変更あり) / Creative Commons License — Liberating Structures(CC-BY-SA-4.0表示) / CC BY-SA 4.0(ライセンス本文)
翻案部分もCC BY-SA 4.0で提供する。