限られた記号で経験を描き、作者の説明前に他者の読みを受け取る方法
この手法で目指すこと
目的振り返り・対話・発散
限られた記号で経験を描き、作者の説明前に他者の読みを受け取る方法。終了時には二稿の象徴画、 他者解釈、作者が新たに見つけた関係が残る。
進行の骨子個人試す8分個人描く12分個人磨く10分2人組読み合う15分個人添える5分計50分 / 2–40人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 試す記号を試す0–8分 · 個人 · 記録なし
- 描く経験を描く8–20分 · 個人 · 個人記録
- 磨く配置を磨く20–30分 · 個人 · 個人記録
- 読み合う沈黙で読み合う30–45分 · 2人組 · 個人記録
- 添える発見を添える45–50分 · 個人 · 個人記録
1 / 5 · 記号を試す · 累積8分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計50分。
1/5記号を試す試す・8分・個人
2/5経験を描く描く・12分・個人
3/5配置を磨く磨く・10分・個人
4/5沈黙で読み合う読み合う・15分・2人組
5/5発見を添える添える・5分・個人
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
限られた記号で経験を描き、作者の説明前に他者の読みを受け取る方法。言葉が議論を固定する、感情や関係が箇条書きから抜ける、説明の上手さで発見量が偏る場に適する。参加者は点、平行線、囲み、橋、波の独自記号だけで変化を描き、大小、距離、重なりで第二稿を作る。作者が沈黙する間に読者が見えた関係を解釈帯へ残し、その後で意図との差を確かめる。終了時には二稿の象徴画、他者解釈、作者が新たに見つけた関係が残る。絵の巧拙を評価する場や、感情を本人の同意なく公開する場には向かない。
手順
- 8分、点、平行線、囲み、橋、波の五記号を試し、今回使う線の意味を各自で決める
- 12分、扱う経験の始まり、転換、現在を五記号だけで一枚へ描き、文字説明は加えない
- 10分、第一稿を見直し、距離、大小、重なりの三要素だけを変えて第二稿を描く
- 7分、二人組で一人目の作者が沈黙し、読者が見えた関係を解釈帯へ三件まで書く
- 8分、作者と読者を交替し、奇数時の三人組は一人4分ずつ読み合って全員分を扱う
- 5分、各作者が意図との差から新たに気づいた関係を一件書き、第二稿の余白へ添える
もしもの分岐
- 第一稿開始から6分で記号が一つも紙へ置かれていない人が2人以上 — 経験の始まりにいた人を点、妨げを囲みとして二つだけ置き、間を一本で結ぶ
- 沈黙解釈の開始から3分で作者が解釈を訂正した組が一組以上 — 作者用の解釈帯を伏せ、読者の読みが終わるまで作者は聞こえた言葉だけをメモする
人数に合わせる
2人は一組で互いに読む。3人は一組で一人4分ずつ、4〜40人は二人組を作り、奇数なら最後の二人組へ一人加える。40人でも二十組が同時に読むため15分相内に収まる。全体発表は行わず、掲示の公開範囲を作者ごとに選べるようにする。
準備するもの
- 独自記号見本(全体1枚・点/平行線/囲み/橋/波)
- 描画紙(1人2枚・A4以上)
- 太線筆記具(1人1本)
- 解釈帯(1人2本・作者用/読者用)
- 掲示留め(1人2個)