仮決定後の最初の二十分を役割ごとに演じる計画法
この手法で目指すこと
目的意思決定・チームビルド
仮決定後の最初の二十分を役割ごとに演じる計画法。終了時には、初動の順、担当、受渡物、停止条件を並べた引継ぎ台本が残る。
進行の骨子全員置く5分3〜5人組分ける7分3〜5人組演じる15分3〜5人組埋める10分全員選ぶ8分計45分 / 4–20人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 置く決定を置く0–5分 · 全員 · 記録なし
- 分ける役を分ける5–12分 · 3〜5人組 · 個人記録
- 演じる初動を演じる12–27分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 埋める空白を埋める27–37分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 選ぶ引継ぎを選ぶ37–45分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 決定を置く · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計45分。
1/5決定を置く置く・5分・全員
2/5役を分ける分ける・7分・3〜5人組
3/5初動を演じる演じる・15分・3〜5人組
4/5空白を埋める埋める・10分・3〜5人組
5/5引継ぎを選ぶ選ぶ・8分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
仮決定後の最初の二十分を役割ごとに演じる計画法。決めた後に誰が知らせるか不明な、担当間の引継ぎで作業が止まる、決定文だけが残って実行の順が読めない場に適する。参加者は決定直後の役を分け、受け取る物、次に渡す物、止まる条件を声に出して再生する。誰も次の役を言えない瞬間を未決定として戻すため、もっともらしい計画を紙上で終えない。終了時には、初動の順、担当、受渡物、停止条件を並べた引継ぎ台本が残る。決定自体が未確定で、選択肢の比較がまだ必要な場には向かない。
手順
- 5分、仮決定を一文で掲示し、決定直後に成果物を受け取る役を一人だけ定める
- 7分、各組で決定直後に動く役を四つまで選び、受け取る物を役割カードへ書く
- 15分、最初の二十分を想定して役割順に一行動ずつ演じ、引継ぎカードを並べる
- 10分、次の担当を言えない箇所を未決定へ戻し、必要な担当と受渡物を一件ずつ書く
- 8分、全体で初動の引継ぎ台本を読み、最初に試す引継ぎと確認者を一件ずつ選ぶ
もしもの分岐
- 初動を演じて3分たっても最初の役が渡す物を言えない — 決定文から受け手が必要とする文、資料、確認印のいずれか一つを引継ぎカードへ書く
- 演技中に同じ役へ引継ぎが3回以上戻る — その役の前に確認役を一つ置き、戻る理由を止まる条件として記す
- 空白を埋めた後も各組に未決定の印が3件以上 — 次の二十分に必ず必要な印だけを残し、以後の印は次回の計画欄へ移す
人数に合わせる
4人未満では役の受渡しが少ないため、一人が二役を兼ねて初動を再生する。4〜20人は一組3〜5人、全体で1〜4組になるよう均等に分け、一つの決定を扱う。20人を超えたら一組3〜5人に分け、各組は最初の引継ぎと最大の空白を一件ずつ共有する。全体では同じ役に集中した空白だけを一つの台本へ統合する。
準備するもの
- 役割カード(1人1枚・担当名欄付き)
- 引継ぎカード(各組8枚・A6程度)
- 濃色の筆記具(1人1本)
- 初動順を並べる掲示紙(各組1枚・A2程度)
出典: 対話の譜面編集部: 決定の予行(オリジナル記述・図版)