肩書を話す前に、小さな共同作業から関係をつくる開始手法
この手法で目指すこと
目的アイスブレイク
肩書を話す前に、小さな共同作業から関係をつくる開始手法。参加者は所属を紹介せず、同じ短い成果物へ順番に一箇所ずつ手を入れる。
進行の骨子全員または小組選ぶ5分全員または小組組み立てる12分全員または小組考える12分全員または小組組み立てる6分全員または小組読み取る10分計45分 / 2–32人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 選ぶ開示境界を選ぶ0–5分 · 全員または小組 · 共同記録
- 組み立てる中立課題を作る5–17分 · 全員または小組 · 共同記録
- 考える別の手で直して返す17–29分 · 全員または小組 · 共同記録
- 組み立てる作成組と再接続する29–35分 · 全員または小組 · 共同記録
- 読み取る貢献から尋ねる35–45分 · 全員または小組 · 共同記録
1 / 5 · 開示境界を選ぶ · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計45分。
1/5開示境界を選ぶ選ぶ・5分・全員または小組
2/5中立課題を作る組み立てる・12分・全員または小組
3/5別の手で直して返す考える・12分・全員または小組
4/5作成組と再接続する組み立てる・6分・全員または小組
5/5貢献から尋ねる読み取る・10分・全員または小組
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
肩書を話す前に、小さな共同作業から関係をつくる開始手法。参加者は所属を紹介せず、同じ短い成果物へ順番に一箇所ずつ手を入れる。次の人は前の編集を消さず、意図を読み取って追加または整形する。二人以上の編集痕が残ったところで、内容ではなく編集判断について質問する。その後、共有したい人だけが所属や役割を添える。終了時には誰の肩書よりも先に、共同で手を入れた事実と質問が残る。評価関係が強い場や、成果物への変更権限がない場では使わない。
手順
- 5分、名前と必要な安全情報だけを共有し、肩書を話すかは各自で選ぶ
- 12分、二〜四人組で架空の来場動線を六コマへ描き、編集記号を残す
- 12分、隣組が元の線を消さず一箇所だけ直し、編集記号を付けて返す
- 6分、作成組の一人が修正組を訪ね、変更した箇所と意図を確かめる
- 10分、編集判断を起点に質問し、その後で共有したい人だけが所属を話す
もしもの分岐
- 所属または肩書の事前共有を望む人が一人以上いる — その人は共有して参加し、他の人にも同じ開示を求めない
- 二人で別組の修正者がいない — 互いの担当外の三コマから一箇所を選んで修正する
人数に合わせる
二人は一枚を三コマずつ作り、互いの担当外を一箇所直して相手へ返す。三〜四人は作成担当と修正担当を交替する。五〜三十二人は二〜四人の組を作り、隣組へ用紙を一回渡す。組数が奇数なら輪状に一方向へ渡す。修正後は用紙を作成組へ必ず返し、作成組から一人が修正組を訪ねる使者交換を六分で行う。
準備するもの
- 架空の来場動線を六コマで作る中立課題文を1組1枚
- 六コマ入りA3用紙を1組1枚
- 編集者記号を選ぶ色札を1人1枚
- 筆記具を1人1本
出典: 対話の譜面編集部による設計(本記述はオリジナル)