最良の経験を相互に聴き、成功条件を具体化する対話法
この手法で目指すこと
目的振り返り・チームビルド・対話
最良の経験を相互に聴き、成功条件を具体化する対話法。終了時には具体的な出来事と 再現可能な成功条件が残る。
進行の骨子全員整える5分2〜3人聴く20分2〜3人替える20分2〜5人組共有する10分全員結ぶ5分計60分 / 2–40人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 整える問いを整える0–5分 · 全員 · 記録なし
- 聴く経験を聴く5–25分 · 2〜3人 · 個人記録
- 替える役割を替える25–45分 · 2〜3人 · 個人記録
- 共有する物語を共有する45–55分 · 2〜5人組 · 共同記録
- 結ぶ条件を結ぶ55–60分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 問いを整える · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5問いを整える整える・5分・全員
2/5経験を聴く聴く・20分・2〜3人
3/5役割を替える替える・20分・2〜3人
4/5物語を共有する共有する・10分・2〜5人組
5/5条件を結ぶ結ぶ・5分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
最良の経験を相互に聴き、成功条件を具体化する対話法。問題の原因だけを分析し続け、すでに機能した行動や環境が共有されない振り返りに適する。二人組で実際の出来事、転機、関わった人、支えた条件を聴き取り、役割を替えて同じ深さで語る。四人組では相手の物語を語り手が共有を許した範囲で聞き手が紹介し、本人が内容を確認または訂正する。共有しない選択も認めたうえで、複数の物語に共通する条件を抽出する。終了時には具体的な出来事と再現可能な成功条件が残る。肯定的な語りを強要すると苦痛になる経験には向かない。
手順
- 5分、最も力が発揮された具体的な経験を一件尋ねる取材問いを全員で読み合わせる
- 15分、最初の語り手が出来事と転機を話し、聞き手が行動、関係者、条件を記録する
- 5分、聞き手が記録を要約して返し、語り手が違いを直して再現したい条件を選ぶ
- 15分、役割を替え、二人目の経験を同じ問いと記録欄で聴き取る
- 10分、二組が四人組になり、語り手の許可と確認を得た範囲だけを聞き手が紹介する
- 10分、四つの物語に共通する成功条件と固有条件を分け、全体記録へ一件ずつ移す
もしもの分岐
- 取材開始から5分後も一般的な評価だけで具体的な出来事が0件 — 場所、相手、最初に起きた行為の三点を問い、一場面へ戻す
- 取材中に語り手が話したくないと二回示す — その経験を閉じ、日常の小さな成功または観察可能な他者事例へ替える
- 条件抽出の5分後も「信頼」など抽象語だけが3件以上 — その条件が見えた行為と環境を一件ずつ追記する
人数に合わせる
2人は相互取材まで行う。3〜40人は二人組を作り、奇数なら一組だけ三人組にする。三人組は取材時間を三等分し、語り手を交代して全員の経験を聴く。取材後は二組ずつ四人組にする。三人組には二人組を加えて五人組にする。残った二人組・三人組はそのまま共有する。各組は共通条件一件と固有条件一件を全体へ移す。40人を超えたら会場を分ける。
準備するもの
- 取材記録紙(1人1枚・出来事/転機/条件欄)
- 濃色の筆記具(1人1本)
- 成功条件カード(共有組に6枚)
- 全体記録面(1面)