大胆な案を無作為の採点で上位十件まで絞る、対面の発散と収束の手法
この手法で目指すこと
目的発散・収束・意思決定
大胆な案を無作為の採点で上位十件まで絞る、対面の発散と収束の手法。案が多すぎて 議論が長引く、声の大きい人の好みで優先順位が決まる、次に試す案を早く選びたい場に 適する。
進行の骨子全員掲げる3分各自書く5分全員採点する10分全員数える4分全員ひらく3分計25分 / 15–100人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 掲げる問いを掲げる0–3分 · 全員 · 記録なし
- 書く案を書く3–8分 · 各自 · 個人記録
- 採点するカードを採点する8–18分 · 全員 · 共同記録
- 数える得点を数える18–22分 · 全員 · 共同記録
- ひらく可能性をひらく22–25分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 問いを掲げる · 累積3分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計25分。
1/5問いを掲げる掲げる・3分・全員
2/5案を書く書く・5分・各自
3/5カードを採点する採点する・10分・全員
4/5得点を数える数える・4分・全員
5/5可能性をひらくひらく・3分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
大胆な案を無作為の採点で上位十件まで絞る、対面の発散と収束の手法。案が多すぎて議論が長引く、声の大きい人の好みで優先順位が決まる、次に試す案を早く選びたい場に適する。各自の案を持って移動し、前の点を見ずに一〜五点を五回重ねることで、個人の所有を離れた評価と集団の傾向を同時に集める。終了時には、最大二十五点の得点順に並んだ上位十案と、低得点でも残す意外な案が残る。対面でカードを無作為に交換できないオンラインや、案の実現可能性を精査する場には単独では向かない。
手順
- 3分、「十倍大胆なら何を提案し最初に何をするか」と共有課題を全員へ提示する
- 5分、各自が最も大胆な案と最初の一歩を情報カード一枚へ短く書く
- 10分、1分ごとの合図で歩いてカードを無作為に交換し、停止するたび前の点を隠して一〜五点をつける(五回で終了)
- 4分、五回目の停止後に手元のカードの点を合計し、二十五点から降順に上位十案を壁面へ並べる
- 3分、低得点の意外な案と、上位案を次に試す場所を全員で検討する
もしもの分岐
- 第1ラウンドの移動開始から30秒でカードを交換できていない人が3人以上いる — 近くの人と必ず一度交換してから歩き始めると合図する
- 第3ラウンド終了時に裏面の点が3個未満のカードが全体の4分の1を超える — 次の移動をせず、その場で不足回数だけ一人ずつ採点する
- 五回目の停止後に点が5個でないカードが3枚以上ある — 既存点を隠したまま未採点の人へ渡し、不足回数分だけ採点してから集計する
人数に合わせる
15人未満では交換相手と評価のばらつきが足りず、この形式には向かない。50人までは一つの移動範囲で五回交換する。50人を超えたら区画ごとに最大50人になるよう分け、各区画で同じ課題を採点し、得点合計を一面へ集める。100人では二区画の上位案を合算して二十五点から数え、全体の上位十案を決める。
準備するもの
- 情報カード(1人1枚・名刺大以上)
- 筆記具(1人1本・濃色)
- 点数集計用の壁面またはホワイトボード(1面・上位10件を並べる幅)
- 進行合図用のタイマー(1台・1分間隔)